COMMENT
川西幸一ユニコーン
終わりかけの夏だからこそ足掻いていたい、
そして生まれて倒れるまでに何が出来るのか、
終焉を迎えるときに何が残っているのか、
前に進みたいが故にぶつかる強烈な個性たち、
だからこそ近づき過ぎると傷つけあう、
ロックとはそんな混沌としたものを包み込んで前に進むしかない生き方の事なのかもしれない、
時代に逆らい抗う、
でもふと立ち止まったときに見える周りの優しさ、
歌を唄って、唄い続けた先の場所に、
たどり着いたら雨があがってるかもしれない、
阿諏訪泰義キャンプ芸人
好きな人にいますぐ会って一緒にお酒を飲みたい!
友達とか夢とか愛とかの意味が全然分からないまま
41歳まで生きてきた自分に強烈に刺さった映画でした。
果たして僕が今日まで生きてきて何がこの手に残ったんだろう。
そんな事を広島の立ち飲み屋でロックンロールを聴きながら考えたくなりました。
町田康作家
大体のことがうまくいかない人間の生、が描かれてここに在りました。
そこによろこびがあることも合わせて描かれて在りました。
石塚淳台風クラブ
一回目は画面にかぶりついて、二回目はそのすぐあとにギターを抱えて観た。
よくある「バンドものの青春映画」ではない。
劇的な結成や、涙ぐましい下積みや、輝かしい成功や、甘い誘惑や、破滅的な終焉や、そういったスペクタクルは描かれない。
どこかの街で何十年、音楽とともに生きてきた男たちの、何十何年目かの夏の出来事が描かれている。
今まさに、私は自身のバンド活動に支障をきたし始めたトラック乗りの仕事を辞めたばかりで、無職で、金もなくて、若くもなくて、おそらく全然大丈夫ではない。
にもかかわらず、「どうやったらバンドやれっかなぁ」とかばっかり考えていて、どうやら私の人生の背骨は音楽で出来ているらしい。
ミカカさん演じる豊は、売れる売れないとか人気がどうとか、でかい箱でやるとか、まったく眼中にない。
うたを作って、それを歌って、それが目の前の誰かに届くこと。マスを前提にポップ音楽が流通するよりずっと前からあった、根源的な「うた」の姿だけを見ている。
その「憑かれたひと」の眼差しが、スクリーンの向こう側から自分を全部見透かされているようで、たまらない気持ちになった。同時に、おれもやる。と決まった。
晩年のジョーストラマーを追ったドキュメンタリー映画「レッツ・ロック・アゲイン!」のように、人生の曲がり角で観返しては、ほっぺたを引っ叩いてくれる映画になるのだろうと思います。
今泉力哉映画監督
せつないしまっすぐな恋愛と音楽の映画です。自分の気持ちをうまく伝えられない人はぜひ見てくださいな。登場人物の想いにぎゅっとなります。
西山真来俳優
いやまじでめっちゃかっこいいかった!!!
めっちゃ面白かった!!!
全員かっこよすぎる!!!
ミカカさんのカフェがあるんですね!!!
絶対に行きたい!!!
古市コータローThe collectors
還暦なんてまだまだガキンチョ。
夢があるなんてもんじゃないね!
俺も同年代。みんなで仲良く赤ちゃん返りだ!
そこにはあの頃と同じモノがたくさんあるはず。
前田節炸裂のロックンロールムービー。最高!!